【JK】ジープ・JKラングラーの各種オイル・フルード容量・要件と純正部品について

Lubricants
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本記事の目的

私のジープ・JKラングラー・アンリミテッド・ルビコンの取扱説明書(オーナーズマニュアル)の内容を、自分自身の備忘とアウトプットの目的で記事を書きました。

クライスラー社が発行する日本語の取扱説明書を元に、2015年ジープ・ラングラー・オーナーズマニュアル(英語)で補足した内容となっています。

フルード容量

燃料

US単位メートル単位
2ドア・モデル18.5ガロン70リットル
4ドア・モデル22.5ガロン85リットル

エンジンオイル

US単位メートル単位
3.6Lエンジン6クォート5.6リットル

※オイルフィルター交換時

クーラント液

US単位メートル単位
3.6Lエンジン10.5クォート9.9リットル

※リザーバータンクのMAXレベルまで

エンジン – フルード・潤滑剤要件と純正部品

クーラント液

Antifreeze/Coolant 10 Year/150,000 Mile Formula OAT (Organic Additive Technology)、または、クライスラー社の材料規格MS.90032適合と同等のものをお勧めします。

エンジンオイル

MOPAR、Pennzoil、Shell Helixのようなクライスラー社の材料規格MS-6395に適合するAPI規格SAE 5W-20のエンジンオイルの使用をお勧めします。
正しいSAE規格のグレードについてはエンジンオイル・フィラーキャップをご確認ください。

エンジンオイルフィルター

MOPARエンジン・オイル・フィルター、または、それと同等のものをお勧めします。

スパーク・プラグ

MOPARスパーク・プラグをお勧めします。

ガソリン

リサーチ・オクタン価(RON) 91

シャーシ – フルード・潤滑剤要件と純正部品

オートマチック・トランスミッションの場合

ATF+4 Automatic Transmission Fluidのみを使用します。
ATF+4フルードを使用しない場合、トランスミッションの機能および性能に影響を与える可能性があります。
MOPAR AFT+4フルードの使用をお勧めします。

マニュアル・トランスミッションの場合

MOPAR Manual Transmission Lubricant、または、クライスラー社の材料規格MS-9224適合と同等のものをお勧めします。

トランスファー・ケース

ATF+4 Automatic Transmission Fluidの使用をお勧めします。

ディファレンシャル(フロント)

MOPAR Gear & Axle Lubricant (SAE 80W-90) (API GL-5)の使用をお勧めします。

ディファレンシャル(リア)

226RBI(Model 44) – Gear & Axle Lubricant (SAE 80W-90) (API GL-5)、または、それと同等のものをお勧めします。
けん引する場合は、MOPAR® Synthetic Gear & Axle Lubricant (SAE 75W-140)を使用してください。
Trac-Lok装備車は添加剤が必要です。

ブレーキ・マスター・シリンダー

SAE J1703適合のMOPAR® DOT 3 Brake Fluidの使用をお勧めします。
SAE J1703適合のDOT 3の入手が難しい場合は、DOT 4で代用可能です。

パワー・ステアリング・リザーバー

MOPAR Power Steering Fluid +4、または、 MOPAR ATF+4 Automatic Transmission Fluidの使用をお勧めします。

おわりに

個人的な意見としては必ずしもメーカー指定に従う必要はないと考えていますが、メーカー指定のものを知っておくことは大切だと思います。

記事の内容には万全を期していますが、情報が古くなったりすることもあります。
利用する際は自己責任でお願いいたします。また、ご自身で取扱説明書を確認するようお願いいたします。

参考資料

「オフィシャルMOPARサイト – 車種選択」への外部リンクです。
オーナーズマニュアル(英語)

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この記事を書いた人

ジープ・軍用車専門レストアショップに勤めたあとIT業界へ転職。三菱ジープJ3R(不動)、J54A(不動)を所有。ジープ・JKラングラー・アンリミテッド・ルビコンでJeepライフ復帰。 東京在住。千葉拠点でのリモートワークやガレージライフについて情報発信しています。

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